Section3.京都・比叡の旅
限定公開の八瀬瑠璃光院へ 比叡山延暦寺と琵琶湖一周のバスの旅
最終日は京都市営地下鉄烏丸線の終点国際会館駅から、大原行きのバスに乗り八瀬の瑠璃光院へ。春と秋に限定公開される青紅葉を鑑賞に。三条実美ゆかりの名刹として名高いこの建物は、昭和のはじめに数寄屋造りに大改築されました。今回はポスターにもなっている風景を見に行きました。
八瀬からは比叡山へ通じるケーブルカーが出ています。眼下に広がる京都の街を眺めながら、比叡山延暦寺を開いた最澄の時代に思いを馳せます。山頂駅からは気持ちのよい杉木立の中を30分ほど歩き延暦寺東塔へ、参拝を済ませた後は美しい琵琶湖を楽しめるバスで京都へ戻ります。
無量寿山 光明寺 瑠璃光院 京都府京都市左京区上高野東山55
八瀬バス停より。大原から流れてくる澄んだ水の高野川。
瑠璃光院では青もみじを鏡のように写した部屋が人気です。
春の限定公開の期間中の休日は入館するだけで行列ができるそう。
八瀬ケーブルから比叡山に。時刻表をよく把握しておきます。
1925年開業の叡山ケーブルは夏にはナイター運行するそうです。
厳しい勾配を登っていく最中、振り返ると京都市内が一望に。
山頂駅からは杉木立の遊歩道を歩き延暦寺を目指します。
鬱蒼とした森を抜け道が開けると京都の山並みが楽しめます。
30分ほど歩くと境内に。最初に目にするのは法華総持院東塔。
広い境内を歩くと工事中の根本中堂の屋根が見えてきました。
「不滅の法灯」を安置するこの堂は平成38年まで大改修の予定。
帰りは比叡山ドライブウェイをバスで。京都市内まで約1時間。